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初島(はつしま)は、長野県の諏訪湖にある人工島である。行政区分は同県諏訪市に帰属する。 == 概要 == 1954年4月に諏訪湖上煙火大会(現・諏訪湖祭湖上花火大会)の打ち上げ場として、湖の東側に位置する諏訪市湖畔公園の沖合約250mに完成した。2007年にはNHK大河ドラマ「風林火山」の放送に合わせて高島城をイメージした「浮き城」が建設され、ライトアップも行われた。この「浮き城」は2008年7月に上諏訪駅前のロータリーへ移設されている〔諏訪湖初島の「浮き城」 上諏訪駅前に移設 (長野日報・2008年7月17日)〕。 また、2007年12月8日から2008年2月29日までは「諏訪を彩る光の祭典」と題してイルミネーション「冬の花火」が島内に設置・点灯された。 2008年度、市は老朽化に伴う第一期期改修工事(西側護岸工事)を実施。初島西側に対して拡張工事を行い、崩れた石積みの修復と2本ある桟橋の付け替え、来島者に対する転落防止柵の設置と公園化整備を行った。総事業費は約2,800万円で、今回の工事により島面積が495㎡から660㎡(直径約29m)へと拡張された〔『諏訪湖の「初島」改修工事終了へ 』 長野日報 2008年8月6日 06時00分配信〕。 2012年7月、初島改修工事に伴い、完成当時から植えられていたヤナギの古木4本を内部が朽ちており倒壊する危険が高いことからすべて伐採。市は第二期改修工事に合わせ新たなヤナギを植樹することを検討している〔『丸い「初島」秋に復元 諏訪市 』 長野日報 2013年6月5日 06時01分配信〕。 2013年度、老朽化に伴う第二期改修工事(東側護岸工事)を実施。第一期と同様に初島東側に対して石積みの修復と転落防止柵設置を実施。総事業費は約2,300万円で、今回の工事により市の公図に記載されていた完成当時の初島の丸い島の形状を復元させた〔『諏訪湖 丸い「初島」復元 転落防止柵も設置 』 長野日報 2014年1月12日 06時02分配信〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「初島 (長野県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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